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幅広の赤い帯には、「大阪は宗教都市である 京都は前衛都市である」とある。
えっ、京都の前衛はなんとはなしに以前から感じていたが、それでも宗教都市なら京都と思うのだが・・・。
大阪のイメージは「商人」「吉本興業」「話には落ちが必須」「買い物は安く買ってなんぼ」と並んでしまう。あ、すみません。
大阪城の姿・形は多くの人が知っている。
秀吉さんがつくった。だが、大阪夏の陣で落城焼失し、その後、徳川二代将軍秀忠が再建している。※1665年落雷で天守閣が消失。1931年大阪市民の寄付などによりコンクリートで復興し、現在その姿を保っている。
大阪城を辿ると浄土真宗、蓮如さんに行きつくと五木氏は語っている。
浄土真宗の宗祖は親鸞聖人。200年後蓮如はその教えを分かりやすく全国に広め、門徒の拡大、廃れていた教団を大きくしている。
城下町はすぐにも浮かぶ言葉だが、寺内町(じないまち)はそうでもないのでは。
蓮如は山科本願寺を建立している。寺の存在は大きい。寺を維持するための商業人が集まり、その人々のために他の商いが寄ってくる。
流通の拠点、商業の拠点、信仰の拠点であると同時に、芸能の拠点でもあった。
これまで、「賤民」の位置付けにいた者も、ここでは「同朋」として存在することができたのである。
真宗は「南無阿弥陀仏」を称(とな)えれば救われると言われる。
大阪の人は「神や仏を信じない」というアンケート結果もあるようだが、五木氏に言わせると、「自力」を頼む人たちだということにつながる。
「本願他力」というのは、向こうから与えてくださる。それをありがたいと感謝して生きればいいと。
大阪には地名に仏教用語が多く使われている。
「御堂筋」は真宗の北御坊(本願寺派)と南御坊(大谷派)を結ぶ通り。
500年来の寺内町の人間の知恵と深い信仰心というものが、大阪の人たちには深層海流のように存在しているのではないか。
今回、五木氏より教わった。
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